小説「奇跡」(林真理子著)が実名で書かれた「不倫の恋」だと話題になっています。
この小説は、世界的写真家の田原佳一さんと、梨園の妻であった田原博子さんの2人が主人公です。
そして、小説の登場人物の中に田原博子さんの息子・片岡千之助さんも登場します。
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この記事は「田原博子息子は片岡千之助!父や田原佳一との関係や本出版を反対だった?」と題して、
片岡千之助さんと実父との関係
片岡千之助さんと田原佳一さんとの関係
片岡千之助さんの小説『奇跡』の出版についての気持ち
について、調べたことをまとめていきたいと思います。
田原博子息子・片岡千之助と父の関係は?
■一緒に舞台に出演するくらい、良好な関係だと思われます。
片岡千之助さんは3歳の時に、父・片岡孝太郎さんと暮らす家から、母・田原博子さんと一緒に家をでました。
一般的に、こういった場合、結婚した家の人とは疎遠になることも多いと思いますが、
ここは普通の家ではなく、梨園の家。
田原博子さんと片岡千之助さんは家を出ても、
いつか立派な歌舞伎役者となるべく、とにかく忙しい毎日でした。
幼い頃は、もちろん学校にも通っていましたが、歌舞伎の舞台優先。
楽屋入りの時間も決まっているので早退したり、1か月学校を休むこともあり、とにかく舞台を優先した生活でした。
歌舞伎役者の息子として、歌舞伎の家に生まれた者として、しっかりとお稽古しながら、
父の家と、田原佳一さんと母が暮らす家を行き来する生活がずっと続いていました。
つまり、父・片岡孝太郎さんとも関係が続いています。
♦2004年11月、片岡千之助さん4歳の時。
歌舞伎座『松栄祝嶋台』の若鳶千吉で片岡千之助を名のり初舞台。
♦2011年6月、片岡千之助さん11歳の時。
新橋演舞場「六月大歌舞伎」で戦後初の祖父・孫共演による『連獅子』を披露。
♦2020年2月、片岡千之助さん19歳の時。
『菅原伝授手習鑑 加茂堤・道明寺』苅屋姫を演じた時に、立田の前役の父とも共演。
♦2020年7月、片岡千之助さん20歳の時。
配信「歌舞伎家話」第5回に、祖父片岡仁左衛門さんと、父・片岡孝太郎さんと3人で出演。
など、親子3代に渡り共演する関係です。
インタビューをいくつか見ても、片岡千之助さんの父・祖父に対する尊敬の念が伝わってきますね。
2013年に田原博子さんは、片岡孝太郎さんと離婚することになりましたが、その後も、本を出版してからも、義理の両親(片岡孝太郎の両親)とは良い関係を築いているんだそう。
それもひとえに、田原博子さんの片岡千之助さんを立派な役者にする!という努力の賜物だったと思えます。
なかなか一般の人には理解できない関係・人生だと思いますが、コレが梨園の世界なのだなと感じますよね。
田原博子息子・片岡千之助と田原佳一の関係は?
33歳で恋をした母・田原博子さん。
3歳で母に連れられて、家を出ることになってしまった片岡千之助さんと田原佳一さんとの関係は、普通に想像すれば『複雑』ですよね。
片岡千之助さんから見れば、父親もいるのに、『なぜ?』と思う場面もあったかもしれませんが、
ココは母・田原博子さんの様々な方面へ全力を出し切る誠実な姿が、片岡千之助さんに『かぜ?』の複雑な心境を生み出さなかったのだと感じます。
♦田原佳一さんは、片岡千之助さんのことを「100%全力で愛して」いて、いたずらや礼を欠くようなことをしたときには叱って、家族同然に過ごしていました。
♦片岡千之助さんは、田原佳一さんのことを「おじちゃん」と呼び、
食べることを大切にしていた田原佳一さんの食育を受けた片岡千之助さんは、
田原佳一さんが作ってくれた鶏飯とマーボ豆腐などの料理を恋しく思っています。
歌舞伎の世界にいながら、人との接し方、仕事の向き合い方、ものの見方や考え方、服の選び方、立ち振る舞いを田原佳一さんの背中から学びました。
♦田原博子さんは、19歳で渡仏して、1人で、自分の力で、実力をつけてきた田原佳一さんの生き方を息子・片岡千之助さんに見せたいと思ったんだそう。
「この人の背中を見せなければ、この子は育たない」
この思いは、私が桂一さんを愛することと、同じくらいのエネルギーでした。
引用:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/96953?imp=0
次元が違う世界の愛だと感じますね。
田原博子さんの息子・片岡千之助さんは、
田原佳一さんが亡くなった後でも、田原佳一さんのことを共演者から「世界的な巨匠」と言われたことを、母に報告するくらい、信頼関係がゆるぎないものになっていました。
田原博子息子・片岡千之助は小説出版反対だった?
【最初は賛成➡出版直前に、反対➡話し合いの末、出版することに。】
田原博子さんの息子さんの複雑な気持ちが見て取れますね。
いくら自分たちの中では良い関係だったとしても、
【世間一般から理解されるような内容じゃない】
これは普通の感覚ですよね。
ある意味で、田原博子さんの子育ては成功していると感じます。
息子を通して、ママ友だった作家の林真理子さんの出版話を断っていた母・博子さんでしたが、
コロナ禍、命は限られていることを感じる生活を送っているうちに“桂一と博子の物語”について、残したい!と野生のカンで感じたんだそう。
母「今かな?」
息子「今じゃない?」と同意。
⇩『奇跡』の発売の3ヵ月前、11月。
息子「やはりこの本を出さないでくれ」「ママとおじちゃんとのことは、一冊にまとめられることではないじゃないか」
母「これは田原桂一という人が生きてきた物語なんだ」
息子「結局はビジネスではないか」
引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/96952
作家であり、ママ友の林真理子さんも一緒に、息子・片岡千之助さんの気持ちを聞き、
林真理子さんは片岡千之助さんが納得しなければ、出版はやめようと片岡千之助さんの気持ちに寄り添ってくれました。
結果、2022年2月に出版となりましたが、ここでしっかりと向き合い話し合ったことで、親子の関係が深まったのだなと感じます。
子供が大きくなってからも「話し合い」ができる親子に憧れてしまいますね。
まとめ
『田原博子息子は片岡千之助!父や田原佳一との関係や本出版を反対だった?』
最後までご覧いただきありがとうございました。