2022年8月22日、第104回全国高校野球選手権大会の決勝「仙台育英ー下関国際」戦で、球審を務めた尾崎泰輔審判員はどんな方なのでしょうか?
高校野球の審判は、プロ野球の審判と違い、ボランティア。
高校野球への熱い想いを持っている審判が多いんですよね。
今年は特に、テレビ観戦でも審判の声がよく響き、審判が注目される大会となりました。
この記事では「尾崎泰輔審判(高校野球)の経歴・大学は?甲子園エピソードまとめ」と題して、
・尾崎泰輔審判(高校野球)の経歴
・尾崎泰輔審判(高校野球)の出身大学
・尾崎泰輔審判の甲子園エピソード
をまとめてみました。
尾崎泰輔審判(高校野球)の経歴・大学は?
尾崎泰輔審判(高校野球)の出身大学は、関西大学です。
というのも、
関大野球部では主務を務められた尾崎泰輔氏(1985年入学)に講演をしていただきました。現在は関西学生野球連盟の試合や、高校野球でも審判をなさっています。
引用元:https://ameblo.jp/kubbc1915/entry-12437075735.html
と、2019年2月の「関西大学体育会野球部のブログ」で、上記のような記載がありました。
1985年に入学ということで、
18歳で大学入学したとすると、
尾崎審判の年齢は、2022年で55歳ということになります。
尾崎泰輔審判は関西大学野球部で主務を務めていたということです。
ちなみに主務というのは、裏方でチームをまとめる役割。
例えば、公式戦では関係者への対応やグラウンド整備などがあります。
また、公式記録の記載や、審判との調整や入場券販売の会計なども主務の仕事です。
学歴は大学しかわかりませんでした。
大学で野球をやっていたということは、高校でも野球部に所属していたと思いますが、詳細は明らかになっていません。
関西の方言を使う方で、関西学生野球連盟に所属していることから、おそらく関西出身でしょう。
尾崎泰輔審判の甲子園エピソードまとめ
今年2022年の夏の甲子園でも尾崎審判の心温まるエピソードがあったので、紹介したいと思います。
尾崎泰輔審判の甲子園エピソード①
2022年8月6日、開幕戦「国学院栃木10ー3日大三島」では球審を務めた尾崎審判。
試合後、両校がホーム前で整列し、三島ナインが顔を下に向けているところ、
「大丈夫や、上を向け。甲子園で試合ができたことは誇りや。胸を張って終わります、礼」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b7bb906b1571e8c7e66bc5240e42eec5e1e4208a
と声を掛けて、試合終了を宣言しました。
ネット上では「こんな言葉を掛けられたら、泣いちゃうよ」「球児たちの心に一生の宝物になって残る」と話題になりました。
尾崎泰輔審判の甲子園エピソード②
2022年8月13日第1試合「浜田5ー3有田工」では、浜田高校が18年ぶりに勝利。
両校ともに新型コロナウイルスの集団感染で、8日目に試合が行われました。
試合終了後、球審の尾崎泰輔審判は、両校が整列したところに
「試合ができたのは奇跡。甲子園でプレーできるありがたさ、感謝の気持ちを持ってほしい」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b7bb906b1571e8c7e66bc5240e42eec5e1e4208a
と選手に声を掛けました。
有田工の主将は、尾崎審判から
「胸を張って帰れよ」
と声をかけられ、有田工主将も
「球審の一言で悔いなく終わることができた」
とコメントを残しています。
尾崎泰輔審判の甲子園エピソード③
2022年春の選抜高校野球では、第1試合「広陵―敦賀気比」戦で審判団が誤審を認め、場内アナウンスで、状況を説明し、謝罪をしたのが球審の尾崎審判でした。
「私たちの間違いで、大変申し訳ありません」
その時、誤ってファウルのジェスチャーをし、ランナーを止めた二塁塁審をしていた荒波宏則さんは、
「大舞台でやってしまった。人生終わりだ」
と頭の中が真っ白になってしまいました。
しかし、球審の尾崎審判を含め、
試合を担当する審判団4人が対応を協議した時、
尾崎球審は問い詰めるのではなく、「何が起きたのか話してほしい」と穏やかに接してくれ、
荒波さんも
「すみません。ファウルと決めつけ走者を止めてしまいました」と正直にミスを認め、報告しました。
試合後の反省会でも
「勇気を持ってミスを認めてくれた。荒波君にとってつらいことだと思ったが、4人の審判を代表して謝らせてもらった」と尾崎審判から発言がありました。
参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/6a0997c8f2597bf23440b5821c0539d4da5803dd
まとめ
尾崎泰輔審判(高校野球)の出身大学は、関西大学です。
関西弁でお話しされる場面があり、関西出身の方と思われます。
声を出しての応援ができない本大会は、テレビで見ていても、審判員の声がよく聞こえましたね!
高校球児たちへの素敵な声かけは、勝負の結果だけではない高校野球の新しい魅力を発見することになりました!
「尾崎泰輔審判(高校野球)の経歴・大学は?甲子園エピソードまとめ」
最後までご覧いただきありがとうございました。