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小坂流加の病名は?映画余命10年・原作者と茉莉が重なり切なすぎる名作!

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みなさん、小坂流加(こさかるか) さんをご存知ですか?

小坂流加さんは2022年3月4日に公開される映画『余命10年』の原作者です。

 

映画『余命10年』は難病で余命宣告をされた20歳の茉莉が主人公。

「決して恋愛はしない」と決め、淡々とした日々の中、趣味に没頭している茉莉に愛する人が現れ…という切ないラブストーリです。

原作の「余命10年」は小坂流加さん自身の境遇を投影した作品とも言われていて、

原作の小説、映画、そして小坂流加さん自身を重ね合わせると胸が苦しくなるほど切なくなってしまう名作。

小坂流加さんは残念ながら、2017年2月に38歳という若さでお亡くなりになっています。

今回は、

小坂流加さんの病名は何だったのか?

映画『余命10年』の主人公茉莉と同じ病名だったのか?

また小坂流加さんのプロフィール

を調べてまとめてみました。

ではいってみましょう

小坂流加の病名は?

小坂流加さんの病名は「原発性肺高血圧症」だったと思われます。

原作小説の刊行した2007年では「原発性肺高血圧症」と呼ばれていましたが、現在は「肺動脈性肺高血圧症」というそうです。

この「肺動脈性肺高血圧症」とは、どんな病気かというと、

心臓から肺に血液を供給する動脈の一部が狭くなり、肺の血圧が正常よりも高くなる病気を指します。

心臓から肺への血液は肺動脈と呼ばれる血管で供給されますが、肺動脈性肺高血圧症で細くなっている血管は、肺動脈がさらに分岐した先の小動脈と呼ばれる血管です。

細くなった小動脈に血液を送る必要性が出てくるため、心臓には大きな負担がかかり、心不全症状が現れます。引用元:メディカルノート

ちょっと難しいですが、

心臓に負担がかかる症状で最悪の場合、心不全(心臓のポンプ機能が低下すること)になってしまうことです。

この病名はまれな疾患で難病指定されていて、

30歳前後の女性に多く、100万人に2~15人の発症率と言われています。

この病名の症状としては、

はじめに疲れやすくなり、

血の巡りが悪くなるので貧血の症状と似ていて、階段を上ったり歩いたりすると疲れ、立ちくらみやめまい、足を中心とした身体のむくみを感じます。

病気の状態が進むと、

むくみは全身に広がり、かすれ声、咳、喘鳴ぜんめい、胸痛、失神、喀血(かっけつ)、ショック症状を引き起こし、運動をしていなくても呼吸困難の症状が現れます。

現在は以前よりは症状を緩和する方法が見つかり、生存率は上がったものの完治させる治療法はまだないということで、難病指定されています。

医学が進歩して、治る病気になることを期待したいですね。

映画余命10年・原作者と茉莉と同じ病名?

映画『余命10年』はフィクション作品ですが、

主人公の茉莉と原作者の小坂流加さんは同じ病名の設定になっていると思われます。

原作には

・臓器名と症状で組み合わされた漢字8文字ほどの羅列 

・遺伝性の症例もある

・特定疾患に指定されている

・最初は肺の血管を広げる薬 

という表現があり、

この症状は原作者・小坂流加さんと同じ「原発性肺高血圧症」と思われます。

ただ、原作小説の中に病名は書かれてないので、あくまでも推測になりますが、

主人公・茉莉と小坂流加さんの病名が同じという設定から、この切なすぎるラブストーリーに似た実体験を基にしていたのかもしれない、と感じてしまいます。

小坂流加のプロフィール

小坂流加さんのプロフィールを紹介します。

・小坂 流加(こさかるか)

・1978年7月4日 – 2017年2月27日

・静岡県三島市出身

・加藤学園暁秀高等学校卒

・小説家

・ 第3回講談社ティーンズハート大賞で期待賞受賞。

♦4人姉妹の末っ子として生まれ、子どもの頃から小説を書くのが好きでした。

♦四大学卒業後、難病を発症。

♦病気と戦いながら執筆活動を続け、『余命10年』を文芸社に自費出版として持ち込み、書籍化が決定しました。

♦2007年6月15日『余命10年』刊行し念願の小説家デビュー!

2021年時点で発行部数20万部!

生きていれば。恋だって始められる。生きてさえいれば-。

小坂流加さんが伝えたかったメッセージのように受けとれる「生きてさえいれば」こちらも涙なくして読むことができない作品だと思います!

まとめ

2022年3月4日に公開される映画『余命10年』の原作者・小坂流加さんに注目してまとめてみました。

・小坂流加さんの病名は「原発性肺高血圧症」
(現在は肺動脈性肺高血圧症という名称)

・原作小説の文中に病名はありませんが、茉莉と同じ病名であると思われます。

映画では原作とは違うアレンジをしているそうで、小坂流加さんの家族から聞いたエピソードや小坂流加さんの夢などの想いが込められているそうですよ。

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また映画では、静岡県三島市の源兵衛川などで撮影をしていて、小坂流加さんが生前に目にした風景と一緒に物語が進んでいきます。

原作の小説と映画の両方をチェックしたいですね!

原作「余命10年」が刊行されてから10年後にお亡くなりになった小坂流加さんと重ね合わせずにはいられません。

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【小坂流加の病名は?映画余命10年・原作者と茉莉が重なり切なすぎる名作!】

最後までご覧いただきありがとうございました。

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