KDDI(au)昨日未明から通信障害が発生、本日3日午前1時半過ぎの時点まで、携帯電話サービスのauや、KDDIの回線を利用する幅広いサービスで音声通話やデータ通信がつながりにくい状態が続いたトラブル発生しましたね。
24時間以上がたち、KDDIの契約約款できめられている利用者に対する損害賠償や返金の可能性あるのかが注目されています。
この記事は、au通信障害で損害賠償が発生するのか?返金対応の可能性はあるのか?
2021年のドコモで発生した通信障害トラブルを例にあげてみました。
au通信障害で損害賠償が発生?
今回のau通信障害での損害賠償が発生するがどうかは、まだ決まっていません。
ただし、KDDIの個人向けサービスの契約約款では、
通信サービスを「全く利用できない状態」が24時間以上続いた場合、損害賠償を支払うとの規定があります。
今回のau通信障害では、音声通話やデータ通信が「全く利用できない状態」ではなく、「利用しづらい状況」が続いており、これが損害賠償に当たるのか?ということが争点になります。
今回のau通信障害が損害賠償の対象になった場合、巨大な額の賠償金が発生する可能性があります。
【2022年7月22日追記】
KDDIが数百万人の利用者に対して補償を行う方針だということです!
2022年7月29日にKDDI高橋社長が会見予定で、その時詳細が分かると思います。
au通信障害の原因は?
auの大規模な通信障害の原因は、
通信機器の定期交換時の作業ミスがきっかけで発生しました。
不具合が発生した後、
対応作業に時間がかかり、通信障害が大規模になってしまったとのことです。
au通信障害の返金対応の可能性はあるのか?
今回のau通信障害で返金が発生するがどうかは、まだ決まっていません。
通信障害がすべて復旧して、その後の調査結果次第と言うことだと思います。
似たようなケースで、
NTTドコモの「2021年10月14日~15日にかけて発生した通信障害」がありました。
画像元:https://news.yahoo.co.jp/byline/yamaguchikenta/20211110-00267370
この時は、利用できなかった時間は2時間20分、影響を受けたのは約100万人。
その後に続いた「利用しづらい状況」を含めると、音声は約460万人、データ通信は約830万人以上の方に影響がでました。
ただ、このケースは返金の対応はありませんでした。
KDDI/auの契約約款と同様に、
ドコモの契約約款でも、24時間以上利用できなかった場合は支払いが不要で、すでに支払われた料金は返金の対象になると決められています。
ドコモのケースでは「全く利用できない状態」が2時間20分だけ。
「利用しづらい状況」では、通信自体はできる状態だったので、約款に決められた返金の対象にはなりませんでした。
【NTTドコモ通信障害の場合】
2021年10月14・15日障害発生。
⇩
2021年11月10日、損害賠償や返金対応なども含め説明会を開催。
このことから、今回のau通信障害の損害賠償や返金があるかどうかは、通信障害が収まり、その後調査をした後(ドコモの場合は約1ヵ月後)に、詳細が決まると思われます。
【2022年7月22日追記】
KDDIの約款に基づいて、数百万人の利用者に返金を行う予定です。
au通信障害の返金対象者
au通信障害の返金の対象者となるのは、
契約する全てのサービスを24時間以上使えなかった利用者
かつ
音声データのみを契約していた数百万人が返金の主な対象
となります。
au通信障害の返金額は?
au通信障害の返金額は、契約プランごとに返金額も変わります。
au通信障害の返金対象外の人へは?
約款に基づく返金の対象外となった利用者へも、「お詫び」などの形で、補償を含めて対応を検討中です。
KDDIは2022年7月29日(金)に高橋社長が記者会見する予定です。
その時、補償内容や対象者の詳細が明らかになると思います。
まとめ
KDDI社長高橋誠さんの記者会見がありましたね。
「カスタマーサービスにもたくさんのご意見を頂いている。補償については今回の障害の内容をもう少し見た上で検討していくということでカスタマーの方にもご回答させていただいている」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9d82a0a1f59418e15194e653df65c745aea30246
障害の内容を見た上で(調査した上で)、今後検討していくとなりました。
「au通信障害で損害賠償が発生?返金対応の可能性はあるのか?」
最後までご覧いただきありがとうございました。