明石市長の泉房穂(いずみふさほ)氏の2022年8月15日Twitter発言が物議をかもしています。
一般社団法人 日本子育て支援協会が主宰する「日本子育て支援大賞」というアワードがあり、今年で第3回を迎えました。
この「日本子育て支援大賞」はアワードを通して、子育てに良い多くの商品やサービスが生まれることを支援する目的とのことです。
明石市長の泉房穂氏は、2022年3月に主催者から『大賞』に推薦したい旨の連絡が来て、その大賞受賞条件として、金銭を要求されたことをご自身のTwitterで明かしました。
そこで気になったのは、「日本子育て支援大賞」の自治体部門はどこが受賞したのかということ。
そこでこの記事では、「【炎上】日本子育て支援大賞2022歴代受賞自治体はどこ?税金で受賞!?」と題して、
今回の「第3回日本子育て支援大賞2022」自治体部門を受賞した自治体と、
「第1回、第2回」の自治体部門の受賞はどこだったのか調査してみました!
第3回日本子育て支援大賞2022自治体部門の受賞団体は?
第3回日本子育て支援大賞2022では企業部門と自治体部門の2部門があり、
自治体部門では【①茨城県境町、②岡山県奈義町、③八王子市、④枚方市】が受賞しました。
第3回受賞自治体①茨城県境町
茨城県西地域の猿島郡になる町。
人口2万4千人ほどの町です。
町長は3期目の橋本正祐(はしもとまさひろ)氏。
【受賞ポイント】
親の収入に関わらず、町立の保育所・小中学校で無料で英語教育を受けることが出来ます。
また、朝や休み時間に毎日45分英語を親しむ時間をがあり、教育に力を入れています。
親が働きながら、子供を遊ばせることができるスペース「屋内型キッズランド」を併設したコワーキングスペースがあることも評価されました。
第3回受賞自治体②岡山県奈義町
奈義町は岡山県北東部の鳥取県との県境にあります。
人口は6千人に満たないくらいで、
町長は奥正親氏。
【受賞ポイント】
令和元年、日本トップクラスの出世率2.95を記録。
保育料の軽減や無償化を導入するなどして、子どもが3人以上の多子世帯も多い町、
空園舎を活用した「なぎチャイルドルーム」や「なぎテラス」での多世帯交流イベントが行われていることが評価されました。
第3回受賞自治体③八王子市
東京都唯一の中核市となっていて、
人口約58万人、東京都区部に続く第2位の人口規模。
市長は3期目の石森孝志(いしもりたかゆき)氏。
【受賞ポイント】
大学のキャンパスが20以上ある八王子市。
大学の先生が小学生に特別講座を開講するなど、高度な内容の講義を受けることができる環境や、
毎年開催される「子ども☆ミライ会議」という、子どもの意見を尊重し、ワークショップで重ねた議論を、市長や教育長に提案して行う取り組みを20年続けていることが評価されました。
第3回受賞自治体④枚方市
大阪府北河ない地域における中核市。
大阪府内では、大阪市、堺市、東大阪市、豊中市に次いで、現在第5位約39万人の人口規模。
市長は、2期目の伏見孝(ふしみたかし)氏
【受賞ポイント】
子ども食堂と食材寄付者をつなぐ仕組みや、
子育てに関わる事業運営の効率化、
公立保育所で紙おむつやおしり拭きが使い放題の定額サービス、手洗い教室など、
企業と連携して子育て世帯をサポートしている点が評価されました。
第2回日本子育て支援大賞2022自治体部門の受賞団体は?
第2回日本子育て支援大賞2022では企業部門と自治体部門の2部門がありました。
自治体部門では【①北九州市、②松戸市】が受賞。
第2回受賞自治体①北九州市
福岡県北部に位置する政令指定都市の北九州市。
九州地方で福岡市に次ぐ規模の自治体。
市長は4期目の北橋健治氏。
【受賞ポイント】
授乳やおむつ替えの場となる「赤ちゃんの駅」を民間と協力して設置。
室内型の遊び広場を整備したり、放課後児童クラブの全児童化など、全国の先駆け・モデルとなる取り組みが多いことが受賞ポイント。
第2回受賞自治体②松戸市
千葉県北西部の松戸市。
市長は本郷谷健次氏。
人口は約50万人で、千葉県内では千葉市、船橋市についで第3位の規模の自治体。
【受賞ポイント】
松戸市は「共働き子育てしやすい街ランキング2021」において、昨年度に引き続き総合編1位を受賞しています。
保育インフラが整っていることや、
医療費助成、医療体制、住宅支援等、各種子育て支援策のレベルも高く、就労支援など情勢に合わせた支援を展開している点が評価されました。
第1回日本子育て支援大賞2022自治体部門の受賞団体は?
第1回は自治体部門はなく、受賞したのは企業の商品やサービスのみでした。。
【炎上】日本子育て支援大賞自治体は税金で受賞!?ネット民の声
まずは、このアワードについて、疑問を呈した明石市長の泉房穂氏のTwitterコメントを見てみましょう!
受賞の条件として「ロゴ使用料70万円」と「トロフィー代10万円」が必要と言われたので、ロゴは使わないし、トロフィーもいらないので、賞だけというわけにはいかないのかと、主催者に直接問合せをしたが、他の自治体には払ってもらっているので、とのことだった。
関係者の皆さん、見直しの検討を! https://t.co/RetMt5mMX5 pic.twitter.com/bl9MDnhBKl— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) August 15, 2022
受賞の条件として、「ロゴ使用料70万円」と「トロフィー代10万円」が必要ということで、
一企業としては「拍が付く」ということで、宣伝効果も見込んでの投資になるかもしれませんね。
でも、自治体の受賞ということで、
受賞した自治体は、受賞条件を満たす為に、必要経費として税金から捻出しているはずです。
どんな会計項目で、捻出したのでしょうか?
泉市長は、「日本子育て支援大賞」に選出される事は当然と思います。が、トロフィー代やらロゴ使用料を請求する組織の品格のなさに呆れてしまいますね。やはり現代は「アホン人」だらけですね。気にせず相手にせず真を進めていきましょう!
モンドセレクション、グッドデザイン賞も同じですね。 それを知ってから逆にその賞を取っているサービスや商品が陳腐に見えるようになりました。 その様な賞が無くとも明石市の子育て政策は日本一である事は間違えありません!
いやいや、ひどい商売だな。 泉市長、よく公開してくれた物だ。 税金がこんな物に使われているとは、殆どの人はしらんでしょう
ギネス記録やモンドセレクション、グッドデザイン賞も受賞条件として、金銭が発生するということで、そのような形式のアワードは珍しくないのでしょう。
それなりの知名度がある方が審査をして、受賞すると経済効果が見込めると思えば、一企業としては投資になります。
ただ、それらの多くは自治体は関係ないですよね。
まとめ
日本子育て支援大賞の歴代受賞自治体は・・・
第1回 自治体部門はありませんでした。
第2回 ①北九州市、②松戸市
第3回 ①茨城県境町、②岡山県奈義町、③八王子市、④枚方市
でした!
「【炎上】日本子育て支援大賞2022歴代受賞自治体はどこ?税金で受賞!?」
最後までご覧いただきありがとうございました